宮本から君へ
1991年から94年まで『週刊モーニング』で連載されていた「宮本から君へ」が復刻。
おもしろいっす^^
当時はバブルな世の中。
サラリーマンもののマンガといえば「島耕作」シリーズでした。
「宮本から君へ」の宮本は島耕作とは正反対の生き方。
主人公で文具メーカーの新入社員である宮本がともかく不器用な生き方をして周りも巻き込まれつつ、ハラハラさせられる展開でおもしろい。
現在『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた「ボーイズオン・ザ・ラン」や「ルサンチンマン」、現在連載中の「アイアムアヒーロー」の花沢健吾にも影響を与えているという。
でも突っ走る宮本に意外にも会社の人達、周りの人達は温かい。
10年くらい前まで会社ってわりと時代の空気っていうんでしょうか?おっとりとしてたし、先輩達も余裕があったような気がしたよなと思い出させてくれたりもします。
小田課長や神保の面倒見のよさは最高です。
今だと宮本みたいなやつはそうとうウザいと言われ忠告してくれるような先輩や上司もいないかもしれない。
意外にいろいろはっとさせらるような言葉がちりばめられていたりする。
ラスト4巻の遊び人の裕二の言葉、
「人は感動するために生きてっからよ、
ちまちま 生きたって のらりくらり やったって
事の大小に関係なく 生まれてきてよかったなんて思える瞬間が 一生のうち 1度や2度くらいあるはずだ
けどなそれを味わうにせよ 持ち続けるにせよ 信じる力が いるからよ 我々は日々精進しなきゃ なんねえのよ
なぁ 宮本」
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定本 宮本から君へ 1 by G-Tools |
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コメント
また古い漫画をw
コンシェルジュという漫画も、仕事に対する姿勢について色々とサジェスチョンを与えてくれますヨ。
でも、最近読んだ本ではまったのは
「数学ガール」
数学はとても美しいモノだと再認識しました。
あっ、明日茂木で走ります(爆)
投稿: u-qui@748R | 2010/06/04 18:31
>>u-qui@748R さん
コンシェルジュ (1) BUNCH COMICS
読んでみます^^
数学ガールは知ってます。こういう本を高校生くらいの時に知ってれば数学好きになってかも^^
もてぎは雨かもしれませんね。
気をつけてくださいね。
投稿: キッシーのレス | 2010/06/05 12:33
お久しぶりです。ゴリです。
新井英樹は好きで、だいたい読んでます。
きれいごとじゃないところが好きなんです。
ほかのも読んでみてくださいませ、「宮本~」よりもある意味強烈です。
投稿: ゴリ | 2010/06/11 20:32
>>ゴリさん
おひさしぶりです!
お元気ですか?
ゴリさんが新井英樹の漫画を読んでいるのが想像できません(笑)。なるほど~、そうですよね~。
連載中の「キーチvs」は読んでます。
「愛しのアイリーン」とか読んでみたいですね。
投稿: キッシーのレス | 2010/06/11 23:16