エアコンのない夏
まだまだ昼は残暑が厳しいですが、そろそろ秋の虫が鳴き出して季節の変わり目を感じるようになりました。
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今年の夏はほぼ公共機関や会社を除いて自分の意志でかけるエアコンのない生活をしました。
もともとはオフビの12時間耐久に向け、夏の暑さに耐性を作り、体の順応能力を調べようと考えたからです。
夏の耐久レースは体力というより、実はまず暑さや湿気やアスファルト照り返しで知らず知らずうちに熱中症になって体がだるくなってしまうことが多いです。暑さに耐性を持ったら体が楽になるかどうかということを試しました。
たまたまそれほど猛暑日はなかったですが貴重なデータが取れたと思います。
暇やなぁ~と思われるかもしれませんが、今まで草レースの耐久やエビスの3耐、もてぎ7時間耐久、鈴鹿4時間耐久、今はなくなったST600耐久レースなどに出場する機会も多く、毎年いろいろな事をテストしたり学んできました。自分の体のデータ取りをしていくと自然に夏に強くなってきます。10代や20代前半のころのように何もしなくて平気ということはないと思います。夏に暑いつなぎを着て走れるような努力はそれなりにしています。
と・・・えらそうなこと言ってみましたが夏に脱水症状を起こし、数日間も頭がガンガンし起きあがれないくらい非常につらい思いをしたことがあるのでその反省からなんです・・・
今年はオフロードの耐久ということで少しレベルを上げて、部屋、車の中でもエアコンは使わず代わりに水分を多く取るようにしました。
湿気が多い場合のみ1時間くらいの部屋のドライ設定はOKにしました。
扇風機はOKです。
結果は暑さに耐性が付いていて非常に体が楽でした。
みなさんは何かいい方法ありますか?
そこで役に立つかどうかわかりませんが、
耐久レースなどに出る場合の自分がした夏対策をまとめますと・・・
○なるべく猛暑の外と冷房の効いた室内の出入りを少なくする(温度落差が体をバテさせる)。
冷房をガンガン効かせた車などを頻繁に乗り降りする業種の方々など特に危険です。
車のエアコンはオフか送風にして、窓を空けると意外に快適です。燃費も上がります。
オフィスの温度設定はエコロジー設定の28度以上が望ましいですがこれは職場の問題もあるので総務と相談です。
○オフィスワークの人は、昼休みの1時間などなるべく外に出て汗をかく
例えば、数年前7時間耐久出た時、9時から20時、21時くらいまで仕事をしていた自分の例だと仕事場は1日中空調完備で窓も空けられない高層オフィスでした。昼は無理矢理外に出て汗をかきながら弁当を食べてました。また空調のかかってない非常階段から上り降りをしました。
○サウナに行って汗腺を鍛えておく。
汗の出る汗腺は使わないと退化します。退化すると少ない汗腺からポタポタと滝のような汗が出て体力が奪われるので注意です。
○徹夜はなるべくしない
徹夜は確実に自分の体力を奪い判断力をもにぶらせるだけでなく他の人をも危険にさらしてしまうことになります。徹夜しなければいけない程仕事が立て込むならばレースか仕事どちらを優先させるか判断し、どうしてもレースしたければ当日は昼寝をすると少し楽になります。
○水分はしっかりとる
水はミネラルウォーターが望ましいですが、水道水を濾過したものでもかまわないです。
また水だけでなくポカリやアクエリアスのようなスポーツドリンクを組み合わせて飲むといい感じです。
自分はスポーツドリンクだけだと甘いくて口の中がすっきりしないので水を中心に2,スポーツドリンク1くらいの割合でどちらだけではなく交互に飲みます。
ちなみに水はスーパーなどで無料で入れられるところも多いですし、スポーツドリンクはスーパーなどで箱買いすると単価が下がってお得です。
1日の目安はオフィスワークだと1リットル、外に出た時は2リットルくらいです。
○レースウィークはなるべく生ものを食べない
これはちょっとカテゴリーが違いますが・・・食事も気をつかいましょう
その他にもいろいろ細かいことをしますが、興味ある人は直接現場で会ったときでも聞いて下さい。
レースは特に夏の耐久はグリットに並ぶまでにやるべき事がほとんどですからね。
いろいろありますがひと言で言うとしっかり汗のかける体を作り、体を冷却出来るようにし、自律神経のバランスを整えるということだと思います。
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