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2008/08/22

マスターの中身

マスターって喫茶店の・・・
スタバもいいですが昔ながらの喫茶店が大好きなキッシーです。

・・・じゃなくバイクのブレーキのマスターです。
マスターは現在のもて耐マシン、VT SPADAのものではなくて同系列のVTZのものをチョイスしました。

お金をかけないという前提で一応チームであるもの個人で持っているものでいろいろな種類を試してみることに。
SPADAの純正、VTZのの純正、ドカティのS4に付いていたブレンボのもの、ニッシンの2キャリパー用の流用もの・・・・
これらをすべてテストした結果VTZのものが一番タッチと制動力がよかったです。

他のライダーからSPADAとVTZはマスターはまったく同じと聞かされていたのですがVTZのマスターを付けて実際乗ってみたところどうもVTZの方がフィーリングがいい。そんなはずはないはずと言われましたが乗ってみると明らかに違います。
一蹴されたことが悔しいので、パーツリストを調べるとやはり構造が違いました(笑)。
自分の感覚が合っていてほっとしました。
しかし、この手の話でありがちですが自分で乗るまでは噂は信じちゃいけないですね。。。
SPADAの方がやはり街乗り主体で考えられているのでタッチも恐らくかっちり効く、効き重視というよりはじわっと効くフィーリングを求められていたのかなと思います。構造も少しですが廉価版っぽい作りです。

しかしVTZのマスターも完全にいいとはいえなくあくまでもテストした中では一番よかったというレベルに過ぎません。しかも経年劣化のせいか初期のタッチが悪く、7時間耐久のうちに途中でフィーリングが大きく変化するリスクがあります。今年のもて耐は古い車両を使わざるを得ないので古い部分が壊れるリスクが常につきまといます。正直時限爆弾のようなものを車体全体において何か抱えていると思います。
その時限爆弾が決勝で爆発するかもしれませんし、爆発しないかもしれません。
しかし、だめそうだとわかっていながらほっておくのはよくないと思いました。
そうしたリスクを少しでも下げていくのがいいレースをする条件だと思いますし、マシンを壊して他のエントラントに迷惑をかけるリスクも下げるということです。
なので一度マスターのオーバーホールをチームに提案して、部品を頼んでもらって僕がオザワさんのところで作業することに。

やっぱりゴム類は切れた部分もありかなり劣化していました。
Photo_2

Photo_3

マスターシリンダはかなり劣化していました。右が新品です。
Photo_4

入り口がさびだらけだったので小澤さんに落としてもらいました。
Photo_5


何事も着実に準備をしていかなければスタートラインにさえ並べません。
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コメント

たびたびお邪魔します。
マスターうちもOHしましたが
やはり古いし乗りっぱなしで
すこぶる汚なかったですよ
マスター&キャリパーやったら
タッチも良くなり
しかし難点が、マスターとキャリパーピストンが
動き良くなったらローターが、いまいちなのが気になっちゃいました。

しかしローターが、新品出ないんですよね

投稿: サトチャン | 2008/08/22 21:19

>> サトチャン さん


>たびたびお邪魔します。

いえいえ~、お気軽にです^^


>しかし難点が、マスターとキャリパーピストンが
動き良くなったらローターが、いまいちなのが気になっちゃいました。

しかしローターが、新品出ないんですよね


そうですよね~、僕もローターは交換してほしいポイントだったんですが欠品なんですよね。。。
社外品も出てないし流用もカラーを作成したり大変そうで、正直そこまで手が回りませんでした。


投稿: キッシーのレス | 2008/08/22 22:34

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