スプロケ

レース前になると消耗品などの手配に大忙しになる。
スプロケは減ってないか、チェーンは大丈夫か、タイヤの数は大丈夫か、コンパウンドは？オイルは足りてるか、パットはあるか？フルードはあるか？プラグは消耗してないか？冷却水はあるか？ブレーキディスクは歪んでないか色々確認しなればならない。
もし適当に済ましてしまうとレース出る前にすでにグリットは後退することは確実だ。
もちろん結果を求めなければ神経質になる必要はないが、もし消耗品が原因で転倒などを招いて他者を巻き込むようのないように最低限のことはしておきたい。
パーツなどほとんどが自腹購入なので結構な金額を年間使うことになる。
そういえば、

少し前にあるライダーを話しをしていて驚いたのだが、僕がほとんどの部品をサポートされていて、チームからも人を出してもらってバイクも全部面倒をみてもらっていると思われていたことだ。
いい身分だが、とんでもない（笑）。
ほとんどのものは自腹だし安くしてもらっていても、ただということはない。
人のやりくりだって毎回大変だし、メカニック代もしっかり払っているわけだ。
バイクは基本的に自分でメンテナンスをしている。
いいパーツが入っているわけでもなく、地方選手権で走っているマシンと変わりない。
そんなことは個人でレースやる上で当たり前のことなので書かなかっただけだ。

サンスターさんからスプロケが届いた。
今回の富士大会ではファイナルを17-42で走るつもりなので発注した。もちろん前後のファイナルも用意してあるのでもし変更したくなったらいつでも出来る。
サンスターさんの場合レースサポートパックを利用している。
ＭＦＪ国内ライセンスの場合３０％割引で国際ライダーの場合は４０％割引で手に入るので参考にされたい。
http://www.sunstar-kc.jp/
今回は商品に担当者さん手書きのメモで健闘を祈りますと貼ってくれていた。
うれしいかぎりである。

また今回は燃調をとるためにマフラーにO2センサーを付ける穴をあけなければいけなかった。
信じられないことにＨＲＣのマフラーは２２万円もするのにセンサー穴がついていない。
レースを前提にしたマフラーなのに信じられないが、技術力のあるそれぞれのコンストラクターで作業をしてくださいということなのかもしれない。チームでやるすべがなかったのでいつもお世話になっているアールズギアさんにお願いした。
さすが本職だけあって仕上がりがきれいだ。
ここの仕上がりが雑だとクラックが入って排気もれを起こすので気をつけたいポイントだ。
おかげ様で先週から貴重なデータを取り始めることが出来た。
ありがとうございます。
こうやって着実にレースまで地道にいろいろな作業を進めていくことになる。