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2004/06/14

バイクとカメラ

意外に思うかもしれませんが、
実はレースをやる前は、クラッシックカメラ(以降クラカメと呼びます)にはまっていました。
原宿や銀座をぷらぷらしてると、たまにそういうひと達に出くわすかもしれません。
スナップってやつです。
首からぶらさげてるとおしゃれさんにもみられます(笑)。

それまではまったく興味がなかったのですが、映像系の会社に勤めていることもあり、クラカメを持ってる人が何げに近くにいたりします。
そんな中で「ライカ」をはじめて見ました。
カメラを知らない人でも一度は聞いたことのある名前だと思います。

中でもライカのM3という機種は別格でした。
ドイツのマイスターによって作られたそれは、重さや質感どれをとっても今のカメラにはないものでした。
バイクでいうとBMWとかそのへんでしょうか。。。

一目惚れしてしまいました・・・・。

このM3は日本のメーカーがどうあがいてもこれを越えるカメラを作れなかったものとしても有名です。
かなわないと知った日本のメーカーは一眼レフの研究を進め、そこで世界でメジャーになっていくわけです。

思い切って、購入してしまいました。
1950年代のカメラですから製造されてから、すでに50年上経ってます。

ちゃんと動くんかえ〜

ちゃんと動きます。

もちろん今の一眼レフとはちがい、すべて機械式で露出・ピント・フィルム装填等すべて手動です。

正直操作は

メンドクセ〜〜〜

の一言ですが、光の情報を自分で読み込んで、自分で露出を決めていくというのは

絵に対する自分の責任作業であり、意志であるわけです。

それが上がってくるプリントに反映される。
その緊張感と光と陰を自分でコントロールするという喜び。
これはものすごいですね。

ものすごいドキドキです。

自分で操作するのが好きなのかもしれません・・・。

だからいろんな状況を判断して自分でアクセル開度を決められるバイクも好きになったのかもしれません。

よく露出はどれくらいでシャッターはどれくらい?何ミリくらいで撮れば??
とか構図は??とか
もっぱら技術的なことをよく聞かれるのですが、正直わかりません(笑)。

カンで?撮ってます・・・(笑)。
いい写真が技術的なことが先で撮れるわけでもありませんし。

撮りたいと思うのが先で、その撮りたいと思った絵が、どういう技術で撮れるのかを考えます。


ライディングもまずは走ってみないと善し悪しがわからないのと同じですね。。。

biogon/biogon

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